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三十路先生の日本語教室(笑)


部屋を掃除していたら、大学時代のテキストやファイルが出てきた。
そこで、ちょっと気になる日本語について書いてみたい。
ネタ切れだろ、と思われそうですが


ぶっちゃけネタ切れです(ぇ


@たにんごと(他人事)
当然のことながら、「ひとごと」と読むのが正しい。しかし、テレビ・ラジオ等では「たにんごと」がよく使われている。なぜかは三十路にもよくわからない。字面そのままに読んでいるだけなのかもしれない。

@ひと段落(一段落)
「いちだんらく」以外に正しい読み方はない。これも非常によく使われているので、いずれは正しいということになってしまうかもしれない。

@他山の石
「つまらぬ人の言動でも、自分を磨くためには役立つものだ」という意味であるが、「先生を他山の石として頑張ります」というように「お手本」の意味で使う人がいる。これは非常に失礼である。ある漫画でこの言葉が出てきてから、よく使われるようになったように記憶している。

@かんぱつをいれず(間髪を入れず)
「カンパツ」と読む人がほとんど。無論、テレビ・ラジオでもそうである。「かん はつを入れず」が正しいのだが、このような発音は聞いたことがない。似た例で、「綺羅星のごとく」がある。「きら ほしのごとく」が正しいが、大抵「きらぼし」と読まれる。

@かせんじき(河川敷)
「かせんしき」が正しいのだが、某国営放送以外でこの発音はほとんど聞いたことがない。

@耳ざわりが良い
「肌ざわりが良い」などとの混同であろう。耳ざわりとは「耳障り」ということで、聞いていて不快なことという意味である。「目障り」も同じ例。

@出る釘は打たれる(出る杭は打たれる)
「釘」と「杭」の発音が似ているため、間違える人が出てきたと思われる。

@一番最初
「最初」とは、「一番」はじめに決まっている。にもかかわらず、各メディアで多用されている言葉。この種の誤りを「重言」という。「馬から落馬する」が有名。「犯罪を犯す」「被害を被る」などもこの種の重言である。

@流れに棹をさす
これは、反対の意味で捉えられることが多い。「棹」とは舟をこぐサオであり、物事がうまく行くように(流れにうまく乗るように)棹をさすわけだ。しかし「うまく行っていることを遮るような(流れをせき止めるような)言動」に対して使われることが圧倒的に多い。

@生き様
生き様という日本語はない。「死に様」という日本語はある。どうして「生き様」が生まれたのかは、三十路の勉強不足のため、よくわからない。とにかく辞書に載っていても不思議はないくらいに普及(?)している。

いろいろ書いたが、最後にもうひとつ。
「とんでもございません」について・・・。これは挨拶言葉として普通に使われているが、おかしな言葉である。「とんでもない」を丁寧に言うつもりだと思うが、「とんでもない」はあくまで「とんでもない」というひとつの言葉である。「とんでも」を「ない」で否定した言葉ではない。「とんでもある」とは絶対に言わない。「とんでもある」がないのであるから「とんでもありません」もない。よって、「とんでもございません」という日本語はないのである。あえて言えば、「とんでもない事でございます」が正しいと言えるが、あまり馴染めない言葉である。それで世間では、挨拶言葉として、間違いと知りながら使われているのが現状のようである。なお、同じ系列の言葉として「みっともない」「やるせない」などがある。「みっともございません」「やるせございません」がおかしい事は、誰にでもわかるだろう。

偉そうなことを随分と書いたが、三十路もよく日本語を間違って使っているので、これを読んだ皆さんもあまり気にする事はない。気にしたところで、日本語の変化に逆らう事はできないに決まっている。
いったいどれだけの人が、「正しい日本語」を使いこなせているだろうか・・・。
そもそも「正しい日本語」など、存在しなくなってきているのかもしれない。
ただ、新聞・テレビ・ラジオをはじめとする公的なメディアにかかわる人達には、日本語をもっと慎重に使ってほしいと願うのである。

以上、頭の固いオッサンの戯言でした。
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Author:cure misoji
永遠の三十路(cure-misoji)
狡猾・残忍・獰猛
四十がらみ的な生物
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