ベテルギウスが暗い

ネット上で「オリオン座α、ベテルギウスが暗い。超新星爆発の前兆か」と騒がれているので、自分でも観測してみることにした。
ここ2か月くらいで急激に暗くなったそうだけど…
もともと変光星で、暗くなるのはいつものことなんだけど、あまりに急激に減光したので話題になってるわけで。

誰でも知ってるオリオン座の、矢印の星がベテルギウス。
12月28日未明に撮影した写真、これだと暗いかどうかわかりにくい。
肉眼で見上げると、確かに暗かった。
他の星と比較してみると、ふたご座αカストル(1,5等)と同じくらいか、それよりやや暗い感じ。
オリオン座γ、ベラトリックス(ベテルギウスの右側の2等星)より少し明るい程度。
分類上「2等星」になってしまった、と思う。
いつもなら再び明るくなると思うけれど、どうなんだろう。
ベテルギウスは年寄りの星、赤色超巨星。
星が内部から不安定で、いつ「ひでぶ」してもおかしくない。
超新星爆発した場合、3か月くらいは昼間でも肉眼ではっきり見えるほど輝くそうで。
その後は暗くなって、数年で肉眼では見えなくなる…オリオン座の形が崩れることに。
まさに千載一遇のチャンス、生きてる間になんとか見たいものだな…
4月頃まで観測可能な星なので、追いかける楽しみが増えた。
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