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秋日子かく語りき


鬱です。
以下、読んで具合の悪くなる恐れのある方は
ご注意ください。



2004年はじめ。
私はこの漫画と出会った。
きっかけは、NHKドラマ『ちょっと待って、神様』。
この漫画を原作としたドラマ。

これらの漫画やドラマを熱心に読んだり視聴することに
なったのは、ちょうど直前に生まれてはじめての
自傷行為(電気コード使用)に走っていたからだった。

良かったのか悪かったのか、あの世に召されることは
無かった。

失敗したとき、これまた生まれてはじめてというくらい
号泣した。なぜ泣いたのかは、自分でもわからない。

何故そんな馬鹿なことを?
今ならそう言えるけど、当時の私は若かったし、まだ
人生に希望も持っていた。
その希望が砕けたとき、このようなことになった。

この漫画(ドラマ)は、生きる事とは何か、自分が
死んだ後、家族はどうしているか、自分の存在とは
なんだったのか・・・そんな事を描いていて
当時の私には興味深かった。

あの世への待機場所には、ハスが生えている。
この漫画の最後のコマに描かれたハスを見るたびに
私は泣いた。悲しくも、希望のある絵だったから。

生きることは難しい。
実は、死ぬことよりも生きることのほうが
よほど難しいのだ。
自傷行為に走った自分を省みるに、神経が細かすぎた
と思うと同時に、細かいが故の良さもあったと思う。

今の私は、旅立とうなどとは微塵も思わない。
いや・・・あの頃も思っていなかったのだ。
それが、今思えば些細な出来事から、旅立とうと
してしまったのだった。

それでも、当時の私と今の私は違う。
「いかにして生きるか」
「生きてさえいれば、幸福はめぐってくる」
「幸福を呼ぶには、それなりの努力が要る」
そう思っている。

この漫画の最後のコマの独白。
「花や蝶になりたいというのでなければ
 我々はとっても近い今生(みらい)のうちに
 それぞれの夢をかなえることができるのだと
 固くそう思っていた」

若いな・・・と、この独白を読んで思う。
自分にはもう、こういう若さは戻って来ないと
思いながらも、生きてさえいればいつかは
「幸福な人生だった」
と思える最期を迎えることが出来るだろうと思っている。
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早く元気出してあの笑顔を見せて

大和侍さん、こんばんは。

励ましのお言葉、ありがとうございます。
このタイトルは、件のドラマの主題歌でした。

私は子供の頃から親に「異常人間だ」と言われ続けていました。嗚呼、自分は確かに正常じゃないな・・・と納得していましたが。

「やってしまうこと」、「やりそうになってしまうこと」は、ある程度生きていれば誰にでもあるのではないかと思います。そこで実行するかしないか、成功するかしないかで運命も変わるのでしょう。
運良く、大和侍さんも私も、旅立つことがなかったわけで。これも運命なのかな・・・と思います。

ときには「あのとき旅立っていれば・・・」とか思うこともありますが、その後いろんな方々と出逢い、喜びも知って、今では旅立とうなんて怖くて考えられないです。。

生きることは難しいですけれど、何とかここまで頑張ってきたので、絶対に幸福になってやる!という気持ちを忘れないようにしています。

まあ、私の抑うつ状態は、周期的にやってきてはすぐに治まるので、あまりこういう記事は書きたくなかったのですが・・・。
ご心配おかけしまして申し訳ありません。。

月並みですが「元気を出して!」

三十路さん、こんばんは大和侍です。
いつも、しょうもないコメントで皆様方にご迷惑(?)をおかけしております。
今回のカキコは、いつものおちゃらけ路線とはガラリと変わりましてマジレスでいきます。
(顔文字や妄想は「封印」します!)

実は自分も20代の頃に、鬱気味になり精神科に通院したことがあります。
その帰り歩道を歩いていて、ふとその時何を思ったのか車道に飛び込もうとしたのです。
寸止めのところで我に返り、自殺を免れました。
思えばあの時は、社会人となって人間関係を含めた色々な壁にぶち当たっていた時期でした。
そういう諸々が重なり、こういう行動に走らせたのでしょうと今となっては思います。
もし、自殺していたら三十路さんのブログや他の皆様と(ネット上ですが)会う機会も無かったですから。

自分は子供時代から対人関係が苦手な奴でした。
必要以上に気を遣いすぎる(親・兄弟からは「神経質だ!」と指摘された事多々あり)ところがいけなかったのかもしれません。
でも、人の性格なんて十人十色だし、長所・短所なんて「メダルの表裏」だと思うのです。

>死ぬことよりも生きることのほうがよほど難しい…

確かにそうですね。昨今の社会状況を見ても本当にそう思います。かく言う自分も安月給の上、貯金が目減りしている状況です。はっきり言って「老後」が不安です。いやそれ以前に二・三ヶ月後がどうかもわからないというのが正直な気持ちですね。

この漫画の存在はここに紹介されるまで知りませんでした。ドラマの原作なんですね…。

長々とですが自分が三十路さんに言えるのは、タイトルの言葉しかありません。
上手い励ましの言葉が見つからず、すいません。


プロフィール

cure misoji

Author:cure misoji
永遠の三十路(cure-misoji)
狡猾・残忍・獰猛
四十がらみ的な生物
10万4●歳

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