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野鳥の楽園


うちの近所には「谷津干潟」という干潟があります。
1993年、ラムサール条約の登録地に認定され、保護を受けるようになりました。毎年珍しい野鳥が飛来するので、バードウォッチングをする人々が沢山います。

この干潟、ご覧のように周囲を埋め立てられています。
ここも先日紹介した「舟だまり」と同じように(やや遅れてですが)昭和40年代に周りを埋め立てられ、ここだけ昔の東京湾が残っているのです。
昭和50年代はじめ頃までここは「大蔵省水面」と呼ばれていました。戦時中に旧陸軍省が、利根川から運河を引いて、ここを東京湾への出口にしようとしていたのです。戦争が終わってもここは陸軍省から大蔵省へと管轄が受け継がれたため、埋め立てを免れたのです。

「大蔵省水面」は、ゴミ捨て場になっていました。ヘドロがたまり、悪臭を放つ。近隣住民から苦情が出て、埋め立てられる危機に何度も直面しました。
しかし、この干潟を愛する一人の男性によってゴミ拾いの運動が広まり、少しずつ浄化されていきました。
昭和50年代半ばには、野鳥や魚、カニなどが元気に生息するようになったのです。名前も「谷津干潟」と命名され、市民に愛されるようになりました。

谷津干潟は2本か3本の水路で、東京湾につながっています。水の通りが悪いところはちょっと臭い・・・。でも魚は沢山います。
南側には湾岸道路や、JR京葉線が走っていて、通りかかる人の目を引いています。

三十路が小学生の頃はよく釣りをしたり、カニを捕ったり、釣りえさのゴカイを掘ったりしました。写真の方角にはかつて「谷津遊園」という遊園地があり(昭和58年閉園)、ジェットコースターや大観覧車を眺めながら釣りをしたものです。
泥で靴を汚して帰ると親に叱られたものです。危険だから行くな、というわけです。
当時はまだヘドロが浮いて、水もどんより濁っていました。ヘドロに脚がハマッてしまったら、自力では抜け出せないので、確かに危険ではありました。

懐かしいな・・・と思いつつ、この写真を撮りました。
現在では釣りは禁止されているのです。釣り人はゴミを捨てていくし、釣り糸が野鳥の脚にからみついて危険だと判断されたのでしょう。もちろん、喫煙も禁止です。吸い殻を干潟に投げ捨てようものなら、どれだけ叱られるか・・・(現代ではどこでもそうですが)。
保護を受けて埋め立てを免れたのは嬉しいのですが、なんだか子供の頃に親しんだ「谷津干潟」が遠くなってしまったようで、淋しくもあります。

谷津干潟の周囲は「散歩コース」として整備され、昔の埋立地の面影は消えてしまいました。当時は草ぼーぼーの湿地帯があって、整備するためのダンプカーなどが走りまわっていました。かつて三十路が遊んだ埋立地には、いろいろな住宅が沢山建ち、歩道が整備されています。良い事だとわかってはいるのですが、子供の頃の思い出を大切にしている三十路には、少し淋しいのです。

関係ないのですが1999年秋、大学時代に親しかった女友達(?)を連れてここに来ました。三十路はそのときここで


失恋


しました(笑)。
アフォですよね。好きだからって暴走してしまう・・・。悪癖はなかなか抜けないものです。去年も・・・。今年はもう、ないでしょうけど(枯れてきた)。
その子は富山に住んでいる(はず)だけど、どうしているかなァ。三十路にとって、最後の干潟の思い出となりました。いや、これから思い出が出来るのかな??今の三十路では無理ですね・・・orz
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Author:cure misoji
永遠の三十路(cure-misoji)
狡猾・残忍・獰猛
四十がらみ的な生物
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