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未踏忌


4月9日は、ワシの尊敬する福島正実さんの命日。
毎年「未踏忌」には、氏の著作を読むことにしています。

1976(昭和51)年4月9日、細網肉腫(現在の病名は悪性リンパ種)のため47歳の若さで
亡くなった福島正実さん。ワシがたった3歳のときでした。
10代の頃、当時の「SFマガジン」を神保町の古書店で探し出して、読み漁ったものでした。
壮絶な闘病生活と執筆への執念。
脆弱なワシには考えられないような、見事な生き方をされた方でした。

不登校だったワシが、入試で国語だけ点数が良かったのは、SFに親しんで読解力を身に付けた
ことが大きかったと思います。
当時は漫画は読まず、アニメも見ず、活字ばかり読んでおったなぁ。
(福島さんは、SFを文学の一ジャンルだと主張しておられた)

ちなみに、天文が好きなのとSFとは無関係です。

とにかく今日は、福島さんが亡くなって37年、今改めて氏の功績を思いつつ
著作を読み返そうと思います。

     

「異次元失踪」を読んだ1987年春は、思い出深い年だった。。



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高い次元を目指しておられました

>シャイニールミナスがいいのんさん

こっこんばんは(^_^;)

え、え?どうしてm(_ _)mなんですか?uさんまで…恐縮でーす(梨元さん)
こちらこそ、ありがとうございます。

福島さんは、当時のオカルトブームをかなり嫌っていたようで…「異次元失踪」もそんなところから生まれた作品らしいですね。
この作品は、かなり異質な、中学生向けとは思えない表現を多用しているように思います。
それはやはり、SFが文学として低いものと見られないようにとの配慮かと。
児童向けだからこそ全力で書くということは、眉村卓さんも仰っていましたが、そういう作品でないと連載が続かなかったという厳しい状況もあったようです。

SFマガジンには、中島靖侃先生の絵も多かったですね。短編「百鬼夜行す」の扉絵が、かなり怖かったです(^_^;)

小松左京先生…あ、そういう名前の由来があったのですか。母親がよく「日本沈没のドラマが面白かった」と言ってます。
黄金時代の日本人作家さんのお一人ですよね。「果てしなき流れの果てに」とか、ちょっと少年にはハードルが高かった。。
SFもいろいろな分野に散らばっていきましたが、小説としてまた見直される日がきっと来ると思いたいです。

えーと、体調は…また痩せてしまいました。もっと頑張って食べないと(^_^;)

こんばんはー

>あささん

記念日っぽいものは、けっこう覚えてる方なのですが、最近は人の名前が出てこなくなって…歳ってイヤ!

本は出来るだけ多く読むことですよね。自然に日本語力がアップします。
しかしながら、有名な小説家さんの文章も、ところどころおかしかったり。日本語学者として見ると、厳しくなってしまいます。

SFでも、日本人作家の作品ばかり読んでいました。
福島さんの文章は、10代の少年にはやや難しいですが、その難しさも好きでした。
福島さんは果たして幸せだったのだろうか…とよく考えます。

実存と空想の狭間

こんばんは!
まずは。m(_ _)mm(_ _)mm(_ _)m。
uからもm(_ _)mm(_ _)mm(_ _)m。
有り難うございます。

福島さんは「いずれ出るる技術と科学の時代において、盲目的な非科学信仰と実存否定を持ちつつ、空想と想像(創造)を停止させない。文学という創文的アイロニーになろうともね」というスタンスをSFに拘っていたようですね。
まさに「異次元失踪」はその皮肉性と揶揄的教授な作品は無かったのかもしれませんね。
物語は無残な空虚感で終結しますが、ある種「人のエゴイスティックな限界」を体現した氏の作家としての自戒作品としての傑作だと勝手に思っています。
当時のSFマガジンの中島靖侃先生の絵が抽象画として好きでした。
「作品の幼稚化」「SF作品の低衆認識防止」を目指したのはとある親しい先生(無名ですが)も同意しておりました。
そして「子供向けだからこそ、上質な物語を」ともおっしゃっていて、児童SF文学にもその姿勢が感じられます。「真の子供だましは作家に存在する」でしょうか。
かくいう私も敬愛する小松左京先生をもじって京都市左京区に住んでいます。(^^ゞ
もっとも「左っぽい京大生だった」がネーミングの元ネタらしいのですが。
果たしてその「未踏の空間」を我々は時間を超越した認識へ持つ感覚進化することが出来るのか?
空虚に終わるのか?
洗煉なる夕日に問い、闇夜に苦悩をし、明解なる朝日を知ることが出来るのjか?
物語はその道しるべとなり得るのか?
解りません。

私もよく通う近所の古本屋さんに福島さんの著書がありましたので今夜購入して読もうかと思っています。
体調如何でしょうか?
春はなんだか眠いですね~。

ヾ(@⌒ー⌒@)ノこんにちわ三十路さん。

三十路さんは思い出を大切にされますね素晴らしいです。私は記念日や誕生日・命日何でも忘れて家族に呆れられます。

小2の時にプレゼントされた本が契機となり本を収集していました。一時は3000冊を越えて部屋が本だらけでした。すっかり処分した現在とは大違いです。

SFはトワイライトゾーン(白黒)・スタートレックから早川SFと親しんだ私ですが国内物は疎いです。時代を超えて愛される福島正実さんは幸せですね。

本を持っていない私は「ゴジラ対メカゴジラ」でも見て偲ぶことにします。

若い人はご存じないのが普通かと

>愛衣さん

うーん、福島さんの文章は、気分が暗くなりますよ(^_^;)
独特の、歪んだ心理描写とか重苦しい雰囲気とか、好みがわかれると思いいます。私は好きですが。。

福島正実さん、存じ上げませんが…

三十路さんが私淑されている作家様なら、ちょっと興味があります。機会があったら読んでみたいです。きっと素敵な文章なのでしょうから。
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Author:cure misoji
永遠の三十路(cure-misoji)
狡猾・残忍・獰猛
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