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スマイルプリキュア! 第48話(最終回) 「光輝く未来へ!届け!最高のスマイル!!」

今回をもって、「スマイルプリキュア!」は終わります。
制作スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。


ピエーロ様:「世界を絶望で飲み込んでくれる!」

  

いやいやいや。
こんなにぶっ壊しちゃったら、地球の軌道が変わって絶望どころか破滅ですから。
という突っ込みは置いておいて。

苦し紛れに放ったウルトラレインボーバーストも、まるっきり効果がなく。
プリキュアさんはお約束の変身解除。
今期、売れまくったスマイルパクトも、もはや単なる石の塊と化した。

おまえたちは本当の絶望を知らぬ、というピエーロ様でしたが。
最後にミラクルジュエルが奇跡を起こしてくれる代償として、キャンディとの永遠の別離が…

星空さん:「どんなに辛くても、苦しくてもいい、友達がいなくなるのだけは嫌!」
これが、プリキュアさんにとっての絶望。
(かつて「ぼっち」だった星空さんが言うところに、意味を感じる)

  

ここで決断するときの星空さんの表情が、非常に印象に残りました。
まあ、キャンディと別れるだけで、プリキュア仲間と別々になるわけではないのですけどね…
三途の川でまた会おう、みたいな感じでしょうか。

キャンディとの出逢いから始まった物語。
永遠の別離は辛いけれど、これから先にも決断をしなければならない時があるでござる。

意を決して、石化したスマイルパクトに手を合わせるプリキュアさんたち。
「シャバドゥビタッチ変身…」

今度はロイヤルキャンディも加えて、渾身のミラクルレインボーバースト。

  

  

巨女また出た! ピエーロ様を絞め○してスマイル。恐ろしい女だ。
ピエーロ様:「あわげ!!」
…という断末魔もなく消滅したピエーロ様。案外脆かったな。

爆砕エンドか包み込みエンドかと思っていたのですが、まだ選択肢はあった。
「絶望は乗り越えるもの」
なのだそうです。爆砕と包み込みの中間…みたいな感じかな。
キャンディとの別離という「絶望」を乗り越えて放った技には、ピエーロ様(絶望の権化)を
消す威力があった。(ポップは?ねえポップは??)

地球とメルヘンランドは救われた。流れ出す「CHILDREN OF THE LIGHT」
永かったプリキュアさんの戦いも、今すべて終わりました。
束の間の平穏の後、惜しまれつつキャンディはメルヘンランドに帰っていく。

  

星空さん:「バイバイするときは、スマイル!」
ここでこの約束を持ってきたところが、この最終回で一番良いシーンでした。


平和な日常、大切な家族や友人。

  

ウルトラハッピーは、意外に身近にあるものだった。
東日本大震災というものを経験した人々に、訴えかけるものがあるような気がします。

なんだこの下手くそなキャンディの絵は。
「最高のスマイル」、星空さんが描きはじめた絵本です。
異世界の友達と、それを守る戦士の物語…のような気がしますが内容は謎(それじゃSFか)。
映画は見ていないのですが、星空さんが絵本を描くというのもポイントなのかしら。

この一年間の思い出を振り返るエンディングと、第1話でキャンディと出逢った曲がり角の
シチュエーション。あの時も、桜並木だったっけ。。

  

「お星様に沢山お願いしたら、また来られたクル!」
「そんなのアリかーーーッ」
「アリクル」
「これからは、ずっと一緒だね!」

個人的には、「また会えるなんて、あるわけないよね…」と寂しそうに春の空を見上げる星空さん…
というエンディングがベストだと思うのですが、それじゃ女児様向けじゃないということかな。。

  

ここで強引に提供バックの絵に繋げるというのも、またアリなのでしょうか。
スマイルプリキュア!は、終わりから逆算して作られているのが良くわかるという話を聞きますが、
最後までそれを貫き通した感があります。

「スマイルをお届けします」というスタッフ様の言葉どおり、この一年間本当に楽しく、
毎回笑わせていただきました。本当にありがとうございました。

今、万感の思いをこめて

  

  スマイルプリキュア!  完





……そして、次週からは新たな戦いが始まります。

  

♪新しい、服を着て

「ドキドキ!プリキュア」 2月3日スタート!
泣いてばかりはいられない。ドキドキが止まらないよ!



■最後の星空みゆき

  

星空さんは、ピンク色のパンツをはいておられた。
最後の最後で見せてくれた星空みゆき。貴女も来海えりかとともに、私の心の中で永く生き続ける。
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満足なレスができるかどうかわかりませんが…

>あささん

女子中学生が泣きすぎな最終回でした(え)。
それでも攻撃を待ってくれるピエーロ様優しいというか、自信満々というか。。
絶望を味わえ!という感じでしょうか。

>>「それは・・・」
いったい何?という含みを持たせた表現。視聴者それぞれが解釈すれば良いと思いますが。
救いを求めていた、というのもひとつの解釈だと思います。
しかし、ジョーカーさんの出自とか、謎のままというのは消化不良な感じが無きにしも非ず。。

巨女に抱かれて、あっさり消えたピエーロ様。どういう気持ちだったのかは、視聴者の解釈次第。どれが正しいとかは無いと思います。

>>女王として成長した結果ではないかと思います
あれでも、メルヘンランド女王ですから。普段は人間態じゃないの?とも思いますが、妖精たちとの釣り合いを考えると、あの姿で良いのかもしれません。
キャンディが戻ってきたということは、本棚から世界各地に移動できるのかな?「ふしぎ図書館」が使えるのかどうかも、ちょっと気になります。

>>ハッピーとはその様なものだと思う
上の長文の感想もそうですが、このコメで立派な記事になりますよ(^_^;)
私の駄文よりも、よほどしっかりと考察されて書かれています。
ネコのことをメインにしても良いですし、ブログをお勧めしておきます。
もっとも、ブログを始めると、他所にはコメントしなくなるので私としては寂しくもあるのですが。

>>手が届く範囲を守っています
たとえ自己満足だと思っても、ご家族はそのようなあささんを見て喜んでおられると思いますよ。
そういう小さいこと(私から見れば、大したことですが)から始めると、後で良いことがあると思います。

三十路さんのブログで初めての最終回です長々とすいません。

女子中学生を10分以上泣かし続け、鼻水をたらさせるなんてさすがは悪の皇帝ピエーロ様。そのお声は静止画同然の一枚絵なのに貫禄漂います。
(女子供に泣かれたらお手上げの私とは大違いです)

バッドエンドに絶望した怨念の集合体がピエーロ様。
最後のお言葉は「それは・・・」でした。結局のところピエーロ様は救いを求めてたと思う。ジョーカーも絶望の果てにピエーロ様と一つになることで解放されたがっていた。

絶望を超えることなど出来ないといいながら、プリキュアの力を最大限引き出すまで試みる姿勢には光に対する渇望を感じました。

みゆきは鬼や魔女、狼が居て物語が成立すると言っていた。そのことが最後のさば折(抱擁)に繋がったと思います。「それは・・・」の続きは求めていた安らぎだったと思います。あっさり消えたのは満たされたからです。

Cパートは良かったです。「みんなありがとう・・・大好きだよ」自分に話しかけられているようで良かった。
最後の部分は外部(視聴者)に対するメタ要素を含んでいます。絵本と読み手を意識した作りが効果的です。

キャンディの帰還もご都合主義では無く、女王として成長した結果ではないかと思います。今後はメルヘンランドの統治者として多忙な日々を送るキャンディ。遊んでばかりは居られないでしょうが休日も必要でしょう。

嫌な事を避けることはできないけど楽しいことも避けれないと思う。雨のように等しくは降らないけど砂漠でも雨は降る。ハッピーとはその様なものだと思う。

PS 私の部屋に猫の声が聞こえてくるのです。何時間も聞こえると川を見に行きます。橋の上から眺める人は居ても助ける人は皆無です。「可哀そう」と声を出す人も居ますが誰もが汚れることを嫌います。当然のことだと思います。私も病を患うまでは同じでした。世界を守ることは出来ませんが玄関先の掃除など手が届く範囲を守っています。手が届く範囲だけの自己満足です。三十路さんは冷淡ではありません。飼われている猫に対する責任を背負われているのですから。

Unknown

>Unknownさん

スマイルさんは、日常回での「笑い(スマイル)」を重視していたのだなぁと、最終決戦を見て思いました。
やや、最後にしわ寄せが来たのかな?とも思えたのですが、よく考えてみると日常回も大事だったのだと気づきなす。

>>困惑している時に何故攻撃しないの?
私もそれは気になりました。まあ、ピエーロ様は絶望していくプリキュアさんを見て、満足だったのでしょう。
いつでも倒せると思った故の油断ともとれますが。。

退却している暇は、無かったのでしょうね。
何しろ正味20分ちょっとしかないわけですから(^_^;)

ポップもジョーカーも、謎のまま終わってしまいました。
ポップは解説者だから良いとして、ジョーカーはいったい何者だったのだろう…と、とても気になったままです。。

Unknown

現時点での全体的な感想としては
日常回が楽しいプリキュアでしたが
日常回を重視し過ぎて
バトル的な話数を切り詰めているためか
最終決戦付近は要素を詰め込み過ぎてる気がします
全体としては、楽しかったです


今日の話の感想として
別離に悩むプリキュア達の描写は
良かったとは思いますが

ピエーロ様の眼前でプリキュアとキャンディの
別離に困惑している時に何故攻撃しないの?

お約束といえばそれまでですが
あまりにも堂々としすぎてた気がします
ピエーロ様は絶望が力になるようですし
絶望すると思って放置していたというところでしょうか?

個人的には、変身解除されてから退却して
別離に悩むという風にした方がありきたりですが
良かったと思うのですが・・・

ポップは、ミラクルジェエルについて
先週まで知らないような様子だったのに
今週は詳しい様子、ポップもジョーカーを騙してた?

小せえ

>煤さん

ピエーロ様、顔と比べて確かに手が小さかったです。あれも「萌え」か、萌えなのかー?!

>>曲がり角を見る度に、ああやってたんだろうなあと……
あー、映っていないところでやっていたのかも。。そういう哀しさみたいなものが漂っている女ではありました、みゆき。。

(あえて)三十路ホンホンッ杯、今のところはマナ・ありすリードですが、紫と六花さんにもチャンスはあります。行方をお楽しみに(楽しみじゃねぇよ

こんな感じです

今期は難しかったです

>オキクルミさん

最終回を振り返ってみると、「泣く」演出が過度だったのかな…とも思ったり。

最後にキャンディが戻る場面、うーん、含みを持たせるのはお子様には難しいかな?とスタッフ様が判断したのかどうか。ストレートに「元に戻った」ということを知らせたかったのかもしれません。
でも、戻った星空さんは、以前の星空さんとは違って…というところは、子供たちに「考えてくれ」と言っているようにも思えます。

>>友との離別に直面して、真の「絶望」に気がついたスマイル
友達関係(主にキャンディ)のほうが、地球存亡よりも大事なのかよ!という突っ込みも入りそうなんですが、地球を救うことが、キャンディを救うことになるのだと気がつくところが重要かなと。

震災以来、日本人は絶望を知ったのですよね。そして不況という絶望が、現実に立ちはだかっていて。プリキュア見て元気になってほしい、そういうメッセージに思えました、この一年間は。

>>「幸せは探す物じゃなくて感じるものだったんだね」
星空さんが転校してきたとき、たしか「ウルトラハッピーを探している」というようなことを言っていたような。この一年、戦い続けて彼女は仲間とともに成長したのでしょう。ギャグ回にもそれなりの意味があったと思うと、感慨深いものがあります。

とくに大塚監督は、私の知るかぎり叩かれ(というとイメージ悪いですが)ることが多かったように思います。よく一年間頑張ってくれたと、私は評価しています。

どもです

>タニシさん

こんにちは、お久しぶりです。

就職活動ですか。
たしか、大学生になったからプリキュアは卒業、と仰っていたと思うのですが、月日はあっという間に過ぎましたね。。

かなり厳しい状況だとは思いますが、就活がんばってください。

でけえ

もう舞台は地球を飛び出しそうな勢い

エンディングに関しては、あれで良かったと思います
みゆきなんて、ずっと引きずってそうですから……
曲がり角を見る度に、ああやってたんだろうなあと……

新たな戦いはマナさんとありすさんの二強対決ですか
四十路ホンホンッ杯、どちらが勝利を収めるのか楽しみです

こんな感じです

大団円

『スマイルプリキュア!』もフィナーレを迎えました。

終わり方に関して言えば、ハッピーエンドで良かったと思う一方、「じゃあ、先程の号泣と涙と鼻水は何だったの !?」とも思ってしまいますね。

>個人的には、「また会えるなんて、あるわけないよね…」と寂しそうに春の空を見上げる星空さん…
> というエンディングがベストだと思うのですが、それじゃ女児様向けじゃないということかな。。

ストレートにキャンディ出さなくとも、デコルか何か落っこちてくるという演出でも、この後に含みもたせるという意味でありだったと思うんですけどね。

今作に限らず「希望」と「絶望」という言葉はよく出てくるけど、その中身まで問われる事って、意外と少なかった気がします。
掛け替えのない友との離別に直面して、真の「絶望」に気がついたスマイルな面々。この時のピエーロとの問答が印象的でした。

>おまえたちは本当の絶望を知らぬ

これはスマイルな面々のみならず、我々にも向けられた台詞でもあるんですよね。実際、絶望してない人間の方が遙かに少ないであろう昨今、根拠無き「希望」を無責任に振りかざしても空々しいだけですから。

>「絶望は乗り越えるもの」

乗り越えた先の「希望」が保証されてなくと、「絶望」の連鎖が待っていても、それでも乗り越えるものだと思いますね。
ある芸術家が晩年に抱いたテーマが「絶望」だったそうで、本人自身も日々絶望していたそうです。しかし、絶望しながらも亡くなるまで前向きに生きた姿を見ると、この「絶望は乗り越えるもの」という台詞には重みを感じます。

>平和な日常、大切な家族や友人。
>ウルトラハッピーは、意外に身近にあるものだった。

「幸せは探す物じゃなくて感じるものだったんだね」
この星空嬢のセリフに今作のテーマが全て凝縮されていたと言っても過言ではありません。
お好み焼きの話、虫の話、勉強の話等々、日々の暮らしの中で五感を働かせれば見聞きできる物が見聞きできていたか、感じ取れるものが感じとれていたか。
そういう自問自答が『スマイルプリキュア!』の見所の一つだったと思いますね。

なにはともあれ、作り手の人達に慰労の拍手です。

久しぶりです。

こんにちは。お久しぶりです。
生きていました。無事にスマイルプリキュアが終ったようですね。
私は、就活中で毎日がドキドキ・ワクワクです。

Unknown

>紙粘土さん

こんにちは。

なんとかかんとか着地した、というのが正直なところでしょうか。好き嫌いのわかれるプリキュアさんでした(私は大好き)。
ピエーロ様が弱すぎたのは、ご愛敬です。。。

私はMXのスイートさんを、懐かしい気持ちで見直しています。

来週も桜が満開

>円盤屋さん

こんにちは。
スーケベ40所属者です。

>>女児向け配慮でハッピーエンドとは緻密に計算されてましたね
最後、キャンディが戻ってくる展開は要らないんじゃ…と思ったのですが、オールスターズNS2を考えると、キャンディ退場のままではマズイ…という大人の事情でしょう。。

過度過ぎる配慮が原因で(たぶん)、バトルがぬるくなったり、残酷表現が抑えられたりしたのでしょうね。震災から生まれたプリキュアさんらしいといえば、そうでしょう。

「もうプリキュアは卒業しなさい!」という保護者様の、苦しい言い訳が聞こえてきそうな10年目、相田さんは苦戦しそうな悪寒。。

育代さんは、割とどうでもいいです。「娘さんをください」と頼む立場ですから(謎

明日ですか。ABC様の公式サイトオープン。もうネタバレしていますが、スタッフ様とか発表ですね。

Unknown

こんにちは。

「スマイルプリキュア!」が無事に最終回を迎えましたね。ピエーロの断末魔は確かにあっけなかったです。

次週からは新シリーズ「ドキドキ!プリキュア」が始まりますが、こちらも期待しています。

>来海えりか
先日からこちらでまた再放送がはじまったのでミキタン達に続いてまたエリカ達と1年間のお付き合いです。

2月から本当の2013年が始まります。(違)

キャラデコはさらに1カ月遅れて3月になります。(謎)

ということでSKB40所属の三十路さんこんにちわ。(爆)
最終話はヤマトに始まり、女の涙の後5GoGo!で〆て、涙のお別れ後各自の夢の道に進む姿で終了と思いきや、女児向け配慮でハッピーエンドとは緻密に計算されてましたね。(笑)
スマイルさんは過度過ぎる配慮が行き届けられてましたから最後までそれを貫き通されたのはよかったと思います。
ご都合主義がプリキュアらしさでもありますので・・・(汗)
また来週から地球のピンチが始まる様ですが、女児のご両親のピンチも始まるようです。
スーパーなどでドキドキ!さんのグッズを持ちながらこれ買ってチョーダイ攻撃が待っているでしょうから・・・(謎)
お母さんは強いでしょうが、お父さんは弱いですから・・・(汗)
ともあれ製作スタッフの皆さまお疲れ様でした。
星空みゆき、来海えりかとともに、星空育代も三十路さんの心の中で永く生き続けるでしょう。(爆)
明日番組の公式サイトがオープンするので、今日が大晦日ということになりますね。(違)
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五十路

Author:五十路
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