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ハートレー第2彗星が見えない



2010年10月18日、午前2時。

地球に接近中の、「ハートレー第2周期彗星」の観測に臨む。


  見えねぇ!


ヤブ蚊に食われながら、ネットで調べた位置を双眼鏡で精査するも、
それだとはっきりわかる天体を捉えることが出来ず。。

「全天恒星図」
「新標準星図」

それと口径3cm、8倍双眼鏡を使ったけれど、街の灯りのせいか
目的の彗星を捉えることが出来なかった…orz

一応、怪しい天体と周囲の細かい星々をスケッチしてみたけれど、
まるっきり彗星の軌道とは違うところをスケッチしてた…orz

改めて蚊に食われつつ、予報の軌道上付近を双眼鏡で精査。
怪しいと思う天体が、ひとつ見つかった。

大体の位置は、赤経5時、赤緯+45度(全天恒星図による)。
ぎょしゃ座のα、「カペラ」のそば、もっと言えば「ぎょしゃ座ε」のそば。
予報どおりの明るさなら、もっとはっきり見えると思うが…。
一応、予報の経路上ではあります。あれがそうなのか。だったら
尾も見えないし、つまらん彗星だな(こら

予報では、ハートレー第2彗星の明るさは4等台後半であり、
いかに天文から離れて久しいボンクラな私でも、容易に見つけられる
明るさになっている…はず。。

新標準星図によると、私は7等星まで捉えています。
彗星というのはモノにもよりますが、1等級ほど暗く見積もった明るさだと
思って見た方が無難です。今回で言えば、5等級程度。あ、見えないかも(えー

私にはっきりと見えなかったのは、彗星が予報どおりに明るくならなかった
から…という可能性も。
彗星の見え方は、ぼんやりとした雲の切れはしのようなもので、恒星のように
鋭く光るものでは無いため、視野に入っていても見逃すこともあります。

2000年7月、リニア彗星が夕空で明るくなるという情報を天文雑誌で得て、
(当時はネットなど別世界だった)双眼鏡で探したけれど見えませんでした。
その2カ月ほど後、発売された天文雑誌によって、リニア彗星が崩壊・消滅していた
ことを知りました。
ハートレー第二彗星には、そのような事は無いと思いますが、何が起きるか
わからないのも、天文の面白さの一つです。

1986年3月、初めて尾の見える彗星(ハレー彗星)を見て感動してから24年。
その後も、いくつもの彗星を見てきたけれど、改めて彗星観測の難しさを痛感したのであった。。

今夜あたりが、観測に絶好の日なのになぁ。。
くそぅ、不貞寝してやるー。
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