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フラムスチード天球図譜


フラムスチード星図は、イギリスの
グリニッジ天文台の台長、フラムスチード
によって制作されました。
18世紀のものです。

当時の「星図」は、現在と異なり
天体観測に用いるために作られたものでは
なく、一種の美術品のような感覚で作られた
ようです。

画像のページには、てんびん座とさそり座が
描かれています。
これらの星座絵は、その後のいろいろな書物
の星座絵の元になりました。

星図の上の方を横に走っている太い線は、
天の赤道です。地球の赤道をそのまま宇宙に
投影した線です。

右上から左下にゆるいカーブを描いて走って
いるのは、黄道です。黄道とは、太陽の通り道です。
地球から見ての話ですが。

11月下旬、太陽はこの図でいうと、さそり座の
中で一番明るい星「アンタレス」の近くにあります。
太陽はこの後、東側のへびつかい座を通り、
冬至の日にはもう少し東側の、いて座に達します。

能書きはこれくらいにして・・・。
この本、6,000円近くしました。
16年前、初めてアルバイトして頂いた給料で
買いました。
「はじめてのおかいもの」です。
神保町の大きい本屋さんで買ったあの日が、まるで
昨日のように思い出されます。
10代後半とはいえ、少年がこんな高い本を買う
のか、というような目でレジのお兄さんが私を
見ていたものです。
ちょっとム・カ・ツ・ク♪

それ以来、ずっと宝物としてガラス戸付きの本棚に
しまってあります。
フィギュアに場所を奪われる中、この本だけは
しっかりと居場所を確保してます。

天体観測には・・・使わないですねえ。
装丁も豪華なので使えないのもありますが、
何よりも実用的じゃない。
観賞用ですね、もったいないですけど。

実用的な星図は、もっときちんと星の位置が
決まっていて、赤経・赤緯もしっかり書いて
あり(地図の経度・緯度に当たる)、鉛筆等で
自由に記入出来るものです。
もちろん、星座の絵などは描いてありません。

しかし、そういう実用的な星図には、魂が
こもっていないような気が。
機能性だけを追求しているからでしょう。

美術的で機能的な星図があったら、一冊
欲しいですねえ。
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Author:五十路
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